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スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

工事現場の若者とすれ違ったよ

春のうららかな陽気のなか、街を散歩していると、前方から工事休憩中でタバコを吸っている、見る感じいかにも悪そうな若者二人がやってきた。わたしは、これ、いい大人という手前、胸を張って、それに屈しないという不遜な態度で彼らを出迎えた。すれ違っても何も起こらなかった。わたしは、ホッと胸をなでおろすと「勝った」と呟いた。だが心臓はどくどく波打ち、手から汗が止まらなかった。

 学生のときのアルバイトを思い出した。なにを間違ったのか、工事現場の一日バイトに行ってしまった。ここでわたしは現実を突きつけられたのだ。これまでは、比較的勉強も運動もできて、どこに行ってもちやほやされていたのに、ここの、現場では最底辺の人間だった。まず、ここで受け入られるための豪胆さがない。さらに、重い荷物を運ぶための力が圧倒的に無さすぎたのだ。

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わたしはそのとき途中でリタイアした。初の挫折だった。だから、いまこうして工事現場で働いている人とすれ違うときは、せめてもの自分の威厳さを示すのだった。わたしは、何か間違っているだろうか。