スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

ドイツで自尊心大爆発!

日本で自転車に乗っていると、歩道と車道どちらか迷った挙句、歩道という選択をしたら歩道に人が現れるという不運。歩道が狭いため追い越すことができず、黙って歩行者の後ろをノロノロとついて行く。

 

仕方がない、歩行者優先なのだ。それにしても道が狭すぎる。このとき、わたしはドイツで働いていたときのことを思い出した。フランクフルト近郊で働いていたとき、暇な時間は適当に散歩をしていた。ある夕方あまりにも街を照らす夕日が美しかったので、住まいを飛び出した。大通りに面した公園沿いの道を歩いたのだ。

 

ああ、我はビジネスパーソン、世界で活躍しているのだ。と自画自賛をしながら悦に浸っていた。そんな自分とドイツの美しい街並みが合わさって、わたしはこのまま世界を制覇するのではないかと、この世に生まれ堕ちた自分を祝うところでいったのだ。

 

ところである。そのときそのレッドカーペットを後方から自転車がやってきて、チャリンチャリンとわたしに鳴らすではないか。わたしは、なんたる無礼、このグローバル人間を退かそうとは世界の損失!とばかりに振り返って視線をくれてやった。ここは歩道である!自転車は車道を走るべきと!

 

しかしそこにいたのは自転車に乗った美しい女性であった。表情も至って温和で柔らかい。仕方がない。ここは我が大人の振る舞いとして譲ってやろう。このときばかりは尊大な態度で道を譲ってやったのだ。

 f:id:rmisasa:20170408213441j:image

ふん、と思いながら歩いていて、ふと標識を見るとなんとここは自転車道ではないか。歩道はないのである。えっ、じゃあどこを歩けばいいの?と思ったら歩道表示は公園のなかを歩くようになっていた。わたしは自転車道を堂々と歩いていた自分が恥ずかしくて、俯いた。ああ、なんたるビジネスパーソンエグゼクティブ、恥ずかしい。自転車道を偉そうにあるいていたとは。

 

それでもドイツの夕日はわたしを明るく照らしてくれた。だからこそ自尊心大爆発はやめられないのだ。ああ、ありがとう自分。