スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

エグゼクティブ、広島ランチを堪能する

幼少時から訪れている広島では、さんざんお好み焼きは食べてきたが、実際のところメディアに出る有名店では食べたことがなかった。

 

そこでメディアに頻繁に登場する「みっちゃん」に行ってみることにした。春休みということで、陽気な日差しのなか街は多くの人で賑わっていた。

 

わたしはビジネスパーソンエグゼクティブとして、市場調査を兼ね頭のなかで分析、統計をとったりした。するとあっという間に「みっちゃん」の前に来た。なんとそこには昼12:00前というのに長蛇の列ができていた。皆大きな荷物を持っていたり、外国人だったりと観光客しか並んでいないようだ。

 

わたしは列から待ち時間を瞬時に計算すると、あきらめることにした。一人で待つにはバカバカしい。そこで戦略を変えてべつの広島ランチをとることにした。カキフライ、べつのお好み焼き店などまだまだこの街にはあるのだ。そんな思いで探しているときに、たまたま平凡なラーメン屋さんの前を通った。

 

ふん、広島ラーメンでもあるまいし食ってたまるかと思った。が、どうしたことだろう。急にネギラーメンが食べたくなってしまった。わたしはメニューのなかにネギラーメンを見つけると、物欲しげに中を覗いた。そのときタイミングよく入る人がいて、わたしもそのついでに足を踏み入れてしまった。

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元来の目的の広島ランチはどこかにふっとび、普通の醤油ラーメン屋に入ってしまった。若干の後悔はあるものの、せめて美味いことを祈る。わたしは注文を終えると手を合わせて祈った。こうなったら最後の砦神頼みである。エグゼクティブとしての運の良さを見せてやる。

 

ラーメンが来た。見た目は熱々で美味そうだ。わたしはさっそく麺から手をつけ始めた。う、うまくない。不味くもないがうまくもないのだ。なんの印象も残らない。ものの5分で記憶から消え去る味だ。せめて不味くあってくれれば印象に残るのに。そのラーメンを食べ終えるとお会計を済ましそそくさと店を出た。

 

な涙が出てくる。頰を一筋の涙がつたった。ビジネスパーソンエグゼクティブとして広島ランチを堪能しようとしたのに、一瞬の衝動に駆られて平凡ラーメンをチョイスしてしまった。情けない。所詮エグゼクティブなんてこんなものなのだ。わたしは涙を拭うと、また明日のグローバルに向かって歩き始めた。