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スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

グローバルビジネスパーソンが宮島に行った。

祖母のいる広島に久々に訪れたわけだけども、宮島にも行ってきた。以前とは異なり、朝から観光客がどっぷりと押し寄せて、駐車場探しだけで一苦労だった。

 

そんな宮島には弥山という山を登ることができる。一般的なルートとしては、ロープウェイなのだが、下から登ることもできて1時間半くらいで頂上に着く。

 

わたしは、「ほれ、ビジネスパーソンとしての実力ってやつ、うん、つまりタフネスを見せつけてやろう!」ということで勢いよく登り始めた。天候は晴れわたっていて、清々しい日だった。幼少時から父の影響で比較的山には慣れていたので、スニーカーでするする登っていく。人はまばらで抜くときは「こんにちは!」とビジネスパーソンに最適な明るさを用いて、スルッと抜けて言った。

 

ところがどうしたことだろう。40分ぐらい経過したところで、足が完全に止まった。昔では考えられないことだ。完全にペースが落ちている。すると後方から小学校低学年と思われる子供数人が私から迫ってくるではないか!「楽勝!楽勝!こんなのすぐ登れるよ!」という声がどんどん近づいてくる。

 

この言葉が私グローバルビジネスパーソンに火をつけた!「なんの抜かしてなるか!」と立ちふさがるように進み出す。子供たちはすでに真後ろにいるものの、登山道が狭いため、わたしを抜かすことができない。

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本来なら「元気だねえ。」なんて、言葉をねぎらってかわいい子供の後ろ姿を眺めるのが大人の礼儀なのだろうが、わたしは世界を代表するビジネスパーソンエグゼクティブなので、「ここが勝負」とばかり両手足を大股に開いて、思い切り通せんぼする。

 

そんなわたしに子供たちは唖然としながら、負けじとわたしを抜きにかかる。そして、ついにわたしの左脇をするりと抜けて行ったのだ。子供たちは「ちょろい、ちょろい!」と言いながら、わたしを睨むとその大きな背中をみせつけるのだった。

 

わたしは、膝をついて大地に汗を染み渡らせた。グローバルビジネスパーソンがなんの年端もいかない子供たちに負けたのだ。屈辱で肩が打ち震える。それでもわたしは負けない。なぜならただのビジネスパーソンではない、エグゼクティブなのだから。