スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

生まれ堕ちたからには蔑まれたい

ネコ世話のために毎日姉宅を訪れるのだが、姉家族は旅行で出払っているわけで、雨戸は全て閉じて車も出払った状態の一戸建てに入るのはなかなかの勇気がいる。

 

我が家から歩いて15分ほどなので、会社から帰宅後夜合鍵を持って侵入する、いや、お邪魔する。この付近は住宅街のため、わたしが姉宅の玄関先に立つだけで隣の邸宅の防犯用ライトがパッとつく。また、一度なぞは土日に近所の奥さん同士が世間話をしていて、それを目の前に締め切った家に入っていたりした。

 

まるで不審者である。まあ、そういう場合はジャケットとかキチンとした格好をして、社会で揉まれた笑顔で挨拶をすればいいのだけど、わたしくらいの一流ビジネスパーソンになると、どこかで「ああ不審者と思われたい」願望がニョキニョキっと頭を出してくる。だからビクビクした様子で、傷んだグレーのパーカーとニューバランスという不審者うってつけの格好で挨拶も疎かに家に入るのだ。

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案の定、近所の人は不審な目でこちらを凝視している。いや凝視しているように感じる。ああ、この背徳感がたまらない。せめてこの一瞬だけでも不審者に思われたいのだ。これは普段仕事でスーパービジネスパーソンエグゼクティブを無理矢理演じていることの裏返しである。

 

これがエスカレートするとわざと玄関先でまごついてみたり、メガネを手垢まみれにして自分を演出したりする。人はわたしを変態と呼ぶのだろうか。いや、むしろ堂々と呼ばれたい、この世界に生まれ堕ちたからには。