スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

「騎士団長殺し」が辛い

どちらかと言えばハルキストに属するわたしは、これまでの村上春樹の小説を全て読んでいる。

 

だが今回の「騎士団長殺し」はキツイ。いつもならスラスラ読み終わるのに、この度は発売より未だに完読できない。残り僅かになったもののまったく乗ってこない。思えば「ねじまき鳥」を最期にこれといって心をときめかせることない。惰性で読んでいる。

 

それでもなぜ読み続けるのか。それはハルキストになりたいからだ。ミスターハルキスト、そう呼ばれたい。そして毎年恒例のノーベル賞落選のニュースに聖地神宮でインタビューされたいのだ。それこそがミスターハルキストたる証明。その確率は福男なんかの比じゃないぜ。

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しかし、現実はどうだろうか。本当に村上春樹が好きと言うのは憚られる。実際、友人や同僚と話題になると、おくびにも好きという感じを出さない。ビクビクと話の行方を見守りながら、害のないポジションを模索している。そして、来年神宮に集う人々を見てバカにした気持ちになったりする。なんか恥ずかしい。また、村上春樹を批判する人々の言い分もよく分かる。なにサンドイッチ作って、済ました顔で射精しちゃってんの?というあれ。

 

しかし、なんでこんなに売れるようになっちゃったのか。元々初期の三部作なんかは、カルト作品扱いだったはず。。というか、きっといまだにカルトなんだと思うけど、大衆文学扱いになってしまったこの不幸。そろそろ本気でハルキストから仲間ハズレになりそうな今日この頃。