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スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

本日2度、飛ばされた帽子を拾う


今日は風が強くて寒かった。そして、2度も前を歩いている人の帽子を拾ってわたした。

1度目は駅のホームから階段を下りるところ。ベビーカーを持ったお母さんと4歳くらいの男の子がいて、ベビーカーから毛糸帽が落ちたのだった。わたしはその白い帽子を拾って、階段を急いで降りるお母さんを追いかけた。そして、斜め後ろから「落としましたよ」とにこやかに差し出したのだった。すると「あ、ごめんなさい」とムスッとした顔で言われてしまった。

いや、べつに感謝は期待してないけど、なんだか怒られたかのようでガクンど気持ちが下がってしまった。でもお母さんも急いでいたようだし、余裕もなかったのだろう。そう考えると、見返りをどこかで期待してしまっている自分に嫌気がさしてしまった。
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2回目は駅前の人通りが多い道で、配送員の自転車のおじさんの帽子を拾った。わたしの前を
忙しそうに荷物を引いていたのだが、その瞬間、おじさんのツバ付き帽子がヒラヒラと舞ったのだった。「あっ」という初老のおじさんの声と共に帽子はわたしの前に弱々しげに横たわるのだった。わたしはそれを拾うと、無言でおじさんに渡した。おじさんはゆっくりと「ありがとうございます」と言った。その言いかたは、とてもゆったりしていてなんだかフワッとした良い心地になった。

ああ、2度も帽子を拾うなんて。人生初のできごとである。そんなことを思いながら、フラフラと今日も過ごしたのだった。