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クプタの一段階屈折

クプタ(わたし)のリアルな日常です。普段は真面目でクールなサラリーマンをきどっています。が、齢35を過ぎたあたりから、自分が35年間何かをずっと演じてきたことに気づく。だから自分だけの日常の喜びを書き記します。

パラレルな自分

最近、ニュースで我が家近隣の事件が多い。ついこないだも、男が通行中の女性の口元ににふん尿をなすりつける、という衝撃的な事件が起きた。まあ男はすぐに捕まったらしい。

近所の姉夫婦宅に行ったときもその話題になったのだか、そこで姉が「こういう事件があるといつもクプタ(わたし)じゃないかと、報道される被疑者の身長、年齢、格好を確認するのよ。ははは。」と笑いながら言った。

もちろん冗談なので、わたしも笑い返して済ませる。しかし、心の奥底では笑えない事情があるのだった。じつは私もこういう事件が住処である三鷹吉祥寺周辺であると、逃亡者や被疑者の背格好や年齢を真っ先に確認するのだ。そして自分と一つでも当てはまらないと(例えば年齢50代など)、ようやくホッとするのだ。

というのも、「この事件はわたしがやったんじゃないか。。」という不安が常にあるのだ。自分が気が付かないうちに、もう一人の自分が何かをやっているのではないか、というパラレルな心理がある。夢遊病者のように。
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少し前もメディアを騒がせた女子高生ストーカー殺害事件があって、近くの警察署にはたくさんの報道機関が押し寄せていた。その警察署の前を通るときは、訳もなくドキドキしたものだ。そして被疑者が逮捕され、その風貌をテレビで確認すると、肩の荷が下りたようにホッとするのだ。

でもどこかで誤認逮捕されたいという願望があるのかもしれない。警察と世間に攻められて神経をすり減らしたい、という内なる狂った願望。

よくみんな日常の会話でドMというワードを使うが(ドMなんだよね〜!)、わたしから言わせればまだまだ、その領域に到達していたい。どうせ使うならこのステージまでたどり着いてほしい。そこでようやく語り合えるのだ。