スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

百人一首で負ける

姪と甥で百人一首をやった。姪は中二、甥は小二。当然、姪の方が強い。さらに彼女は半分ほど歌を暗記済なので輪をかけてストロングなのだ。

甥はハンデとして、歌を読んでいる読み手の横から下の句を見ていいことにしていた。わたしも中学生のとき以来の百人一首

とはいえ、ちょうど中二くらいのときにクラスで大会があり、上の句これが読まれたら下の句あれだ!という程度には全部覚えたものだ。例えば、「このたびは」はが来たら「もみぢのにしき」という具合だ。開始前にそんな話を枕にして、叔父としての威厳を保ってやった。どうだ、甥と姪。

しかし、なんとまあ、あれだけ覚えたはずなのに、何一つ覚えてない。いやいや、一つや二つは覚えてるでしょう、と思われるかもしれないが、これが頭の隅々をほじくり返しても何も出てこない。教育なぞまるで意味をなしてないのだ。返せ、時!

とはいえ、小二の甥には余裕勝ちだろっと思ったが、なんとまあ結果は、姪はおろか甥にも負けてしまった。悔しさを噛み殺しながら、大人な風情を漂わせて、「Jちゃんすごいね。K君もこの歳でたいしたもんだなあ」と苦し紛れの言葉を発するのがやっとだった。
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それでも甥は姪に負けたのがよほど悔しかったのか、泣きじゃくって地団駄を踏んでいた。それを姪がさらに「イェーイ、弱えな。もう入ってくんな」と甥を挑発したので、まさに火に油を注ぐ状態。殴り合い、罵しりあいが始まった。まさに修羅場だ。

それを横目にわたしは右往左往する。なにせ、甥の下に位置するわたしは、一体どうすればいいのか。最下層な人間が喧嘩の仲裁に入っても、誰が耳を貸すのだろうか。「そんな暇があれば、玄関でも掃除して来い、この下賤!」と男勝りの姪に言われそうだ。

そもそも、姪も甥もはなからわたしなど眼中にないのだ。結婚に行き遅れた、無害なおじさんくらいだろうという感覚なのだ。有機体とすら思っていないかもしれない。理科の教科書で目にする、細胞くらいか。

だからわたしは涙をこらえて俯くくらいしかすることがない。そして時が過ぎるのをずっと待つしかないのだ。いつか絶対に中二と小二に勝ってやる!絶対に。絶対に。絶対に!有機生命体であることを分からしてやる!手荒な手を使ってもな!