スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

交通量調査員に認識されたので、また10日は生きていけそう

交通量調査を一斉にわたしの街でやっていた。駅前至る所にパイプ椅子を置いて凡庸そうな人達が腰掛けている。皆正面を向いてあまり動かない。視線は鋭く、私たちの年齢や様相を一瞬で判断しているのだろうか。そう思うと極度の緊張からか震えが走った。

この日は、駅に向かう人が多く、わたしを含めて7、8名がいっせいに調査員の前を通ったのだが、いつ「自分」が認識されたのか気になってたまらなかった。のび太に芋ばかり食わせて太らせたような調査員がわたしたちをカウントしている。

すでに孤独マスターとなったわたしでも、人に相手にされたい!せめて人に一瞬でも認識されたい!という思いを拭いさることはできない。だから、ずっと調査員を注視していた。その一瞬を逃したくない、人に相手にされたいというのは逃れられないカルマなのだろうか。学生時代にインドのカジュラホという街でゲイのお兄さんをあやうく受け入れてしまいそうになったことを思い出した。

そしてその瞬間がやってきた。カレがわたしと目を合わせたのだ。一瞬の邂逅。これこそがわたしの待ち望んだ瞬間。普段、あまりにも誰にも相手にされす、会社でも窓際を通り越して窓枠にデスクがあるわたしにとっては嬉しくてたまらない。喜びのあまりビジネスバッグを空に投げ出し、世界中の交通調査員にキスを投げかけたい。これで10日は誰にも認識されずとも生きていけそうだ。ありがとう、交通調査員。
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窓枠で仕事をするわたし