スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

「人」と呼ばれて、改めて人であることを認識した

井の頭公園を抜ける階段を上がっていくと、まだ2歳になりたてくらいの子とお母さんが手をつないで上から下りてきた。まだ階段は足元がおぼつくのか男の子の仕草は大変かわいい。そういえば先程階段下にベビーカーを引いた男性がいたので、カレがお父さんなのだろう。どうやらただ階段上がり下りして、歩くことを楽しんでいるみたいだ。

階段の幅は2メートル程で狭く、わたしは申し訳なさそうに右端に寄りながら登った。男の子が近づくと、わたしに気がついたようだ。その表情は無邪気でつぶれかけの豆腐のように柔らかい。
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すると男の子は「人がくる!人がきたよ!あれ、人だよ!」と叫んだ。わたしはその言葉に衝撃を受けた。集団ならまだしも、わたし一人を指して「人」と呼ばれたことは生まれて初めてだったのだ。「あの人」や「この人」と呼ばれることはあるが、「人」だけで呼ばれるなんだか不思議な気分。わたしは心の中で「そうか、オレは人なのか」と呟いた。またすれ違うときも心の中で「人が来てやったぞ。」と優しく声をかけてあげた。

しばらくは頭の中が整理できなかったが「そうだ、ようやくわたしは「人」として認識され始めたのだ」そう思うと全身に全能感がほとばしり、やっと人間の仲間入りができたような気がした。そしたら嬉しくて、オードリーの春日のように肩をいからせながら風をきる連休の初日であった。