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スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

甥に花束を渡すのにふるえた

甥(小学2年)のピアノの発表会があった。近くのホールなのでフラッと見に行ったら、出番はまだだった。そこで前の子たちの演奏を聴いたらみんな上手だった。で、演奏後にはぎこちなくおじぎをして、知り合いの子供たちから花束をもらっていた。あれっ、甥に花束を渡す人はいるのだろうか?いないのもかわいそうだなあ、なんて思っていたら姉から急遽「この花束を渡してくれない!」と言われてひまわりの造花を渡された。「お、おう」ってな感じで担当になってしまった。

しかしだぞ、今まで5組近くみたけど「大きなお兄さん」や「大きなお姉さん」が花束を渡している姿はなかった。まさか自分が担当になるとは思っていなかったので、花束の渡し方がよく分からなかった。。。。壇上に上がる子もいれば、そうでないこもいたし、片手で渡すこともあれば、両手で渡す子もいたなあ、なんて必死に思い出したりした。もはやパニックだ。

甥の演奏が始まった。もはやわたしは「花束の渡し方」で頭がいっぱいでその演奏が頭に入らない。すると突然終わるではないか、すでに頭も下げている。こんな短いと想定していなかったわたしは、ホールの階段を駆け降りると甥のもとに向かった。「花束をもった大きいお兄さんが、子供に花束を渡し忘れトボトボ席に着く」という光景だけは是が非でも避けたかったのだ。

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幸い、甥はわたしの存在をみつけると舞台のうえで待っていた。その目つきは何の表情もなくて、まさにツンとしたキツネ目状態。これがまたわたしの緊張を誘った。それでもわたしは少し「品の良い感じ」を出そうと膝を曲げて、両手で花束を渡した。現実は片膝をついて、頭を下げて、両手を差し出すという、なんともまあ「求婚している王子様」状態だった。その滑稽感にわたしの手は震えて、顔が固まってしまった。渡した後に再度、拍手が起きたのだけはよく覚えている。

席に戻ると汗がどっと顔を流れた。なんとか大役を果たした安心はあるが、まだまだ心臓はドクドク鳴っていた。