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スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

ソーダ水を頼んだらかわいかった。

久々に喫茶店コメダに行った。いつもはアイスコーヒーやホットコーヒーを頼むけど、その日は猛暑もあり「炭酸系が飲みたいな~」なんてウキウキしていた。

メニューをみると「ソーダ水」とあった。しばらくソーダ水なるものを飲んでいなかったのでサイダーをイメージしてみた。でもちょっと不確かなので店員さんに聴いてみた。店員さんはキリッと切れ長の目を持った美人さんだった。

「すみません。ソーダ水ってどういうのでしたっけ。。」

「ええっと、メロンソーダですね。」

(サイダーだと思ったので一瞬躊躇するが、優柔不断を悟られたくなく決断する)

「じゃあ、ソーダ水一つお願いします。」

「かしこまりました」(ニヤッと不敵な笑みを浮かべる)

そのときの不敵な笑みがジャッカン気になった。この子はこの笑みで客を悩殺するのか、なんて呑気なことを考えていた。お待たせしました。来たのがコレだった。

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か、かわいい。それはまるでクリスマスにツリーにぶら下がる華やかな靴下だった。厳密に言うとサンタさんが履いているかわいいブーツだった。40近いおっさん一人とその飲み物のコントラストは異様な空間を作り上げていた。わたしはしばらくこれをどのように受け止めてよいのか分からなかった。ただ分かったのは、先程の不敵な笑みの意味だけだった。

おじさんと、かわいい靴グラスと40度近い気候。アンバランス過ぎて机をひっくり返して出て行こうと思ったけど、なんだかこの居心地の悪さが身体にだんだんと馴染んできた。

そう3つのコントラストが奇跡的にもわたしの孤独にあたたかな光を差し込んだのだった。最初は恥ずかしくてここで死にたい気分だったけど、気持がほっこりしてきた。

幼少時にサンタに扮してプレゼントを配ってくれたおじいちゃんを思い出したのだ。白いヒゲまでつけて煌びやかなプレゼントを姉、わたし、イトコ、子供3人に配ってくれた。もうここにはいないけど、あのころと同じ気持がよみがえったような気がしたのだ。わたしはそんな器を愛おしく持ちあげて、ソーダ水と記憶を飲み干した。