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スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

団地に住んでいる

団地に住んでいる。築30年くらいだろうか。鉄筋長方形の何の変哲もないやつ。その昔はNTTの家族用社宅だったらしい。よく団地に住んでいるというと「おおっ、団地妻!」と嬉々としたリアクションをするメンズ(同僚42歳独身 同僚34歳独身)がいたりする。どうやら「団地」という響きだけで嬉しいようだ。

ところがどっこいなぜかワタシは一人で住んでいる。これはある事情があって一人用の家賃で借りることができているのだけど、2DKの部屋に一人で住んでいる人はどう見回しても周りにいない。おかげで1部屋はまったく使わないし、もう1部屋はもの置きになっている。たまに使わない部屋をのぞいて「フトシ、ごはんだよ」とか、のそっと言ったりしてふざけてみるものの余計悲しい。

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ちなみに隣の部屋は5人家族が住んでいて、出入りも激しく楽しそうだ。ワタシはその温もりを遠くに感じながら、部屋でソバをすすってみたりする。さらに夜は人知れず散歩に出たり走ったりしているので、この団地では相当怪しい人間扱いではないのだろうか。

もちろん人とすれ違ったときには、挨拶などこちらからするのだけれど、急なすれ違いには「声」の準備ができておらず、「こんにちは」とかすれた弱い声がでたりする。これがまますます怪しさに拍車をかける。

団地に住んでいて分かったことは、意外と防音がしっかりしすぎているということ。2階の角部屋ということもあると思うけど、上も横も驚くほど何の音も聞こえてこない。ときにはあまりの寂しさか懸命に「上横上横」と耳をすますのだけど、まるで何も聞えない。足音すら聞こえないのはどうしたことだろうか。と呟いて今日も静かに眠りにつく。