スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

免許合宿から日帰りしたわたし

鳥取スターバックスができたというニュースがやっていた。鳥取に一度だけ行ったことがある。20ぐらいのときに大学の夏休みを利用して、20日間ほどの免許合宿に行ったのだ。でも正確に言うと、日帰りで東京に戻ってしまった。

地方格安の免許合宿に行くと「ヤンキーが徒党を組んでいるため環境は最悪だ!」「メシがまずい!」とは聞いていたし内心恐れてもいた。でもまあ短期間で安くとれるし考えすぎだろう、と前向きに思い直して向かってみた。

しかし、その前向きな思いは現地教習所の受付で打ちのめされた。受付には同じように合宿に参加する人が並んでいたのだけど、ここは「北斗の拳」かと思った。金髪でモヒカン剃り込み全開の人たちが、グループ参加なのかガチャガチャしながら並んでいる。

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もうわたしの耳にはその声が「ヒャッハー!」にしか聞こえない。ぬくぬくと親親戚の愛情を受けて大甘で育ったわたしにとっては「ここじゃない感。。」が半端じゃなかった。これからの20日間を思うと心臓が高鳴り足がガクガク震えた。公園で金属バットを持ったモヒカンたちに囲まれるイメージが何度も頭に浮かんだ。すると目の前が暗澹たる気持ちになった。

でも日帰りになった理由はそこから逃亡したわけではなかった。受付から30分後には思いもしない大逆転が待っていた。それはなんと「色弱」検査に引っ掛かってしまったのだ。何度見ても信号の「赤」と「黄」の違いが分からない。もちろん幼少時から指摘されていたけど、「ゴッホもそうだから素晴らしいね!」という中学美人美術教師の言い分とその美貌を鵜呑みにして気にしてこなかった。

でもその教習所で「色弱」により合宿不可ですと申し訳なさそうに指摘されたときは、心のなかでガッツポーズをしてしまった。この「ヒャッハー」世界から解放されて、お金も全額返却、再度飛行機でコーラが飲めると思うとワクワクした。だが家に帰ると親友人も大変気を使ってくれて、なんだか神妙な顔を作らざるをえなくなった。

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バイト先(遊園地係員)では合宿に行くと言ってすぐ舞い戻ってきたので、正直に理由を言わざるとえなくなった。すると周りも「事情を察します」みたいに優しくなったので、根っからのヘタレっぷりが染みついているわたしは、その好意にとてもとてもいい気分になってしまった。まるで大病を患ったあと復帰するとチヤホヤしてもらえるような感じだ。そして現在に連なるクズっぷりを加速していくのであった。