スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

そっと隣の有料駐輪場に停めるのだった。

地元駅までは自転車で行く。駐輪場は少し駅から離れているけど無料のところに停めている。ラッシュ時なので駐輪場を管理するおじさんがいるのだが、申し訳なさそうに「おはようございます」と「いってらっしゃい」を言ってくれる。

まあ他の人の対応は、朝のラッシュで忙しないこともあり、言葉を返す人もいれば返さない人もいる。そりゃそうだよなあ、これから満員電車に乗るというのになかなか朝から声が上がらないものだ。だからおじさんも申し訳なさそうに、「無視していいんだよ」程度に「おはようございます」「いってらっしゃい」を言うのだ。

わたしも朝はテンションが低いのだが、なんとか「おはようございます」は死にそうな声で言っていた。そんな日が続くなかで、「おっ、そういえば、おはようございますには挨拶する人いるけど、いってらっしゃいには、いってきます!と返す人見たことないな」と会議中にで上司のノドぼとけを見ているときに思いが至った。

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だから次の日に「いってらっしゃい」とおじさんが消え入る声で言った後に「いってきます!」と言ってみた。するとおじさんは驚いたのか間をあけた後に「はい!」と戦時中の日本兵が上官の命令に応えるようにきっぱりとした返事をしたのだ。わたしは背中で返事を聞くと、一度振り返った。おじさんは本当に片手を目元に置いて敬礼ポーズをしているではないか。全身から得体の知れない汗が流れた。そして翌日からそっと隣の有料駐輪場に停めるのだった。