スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

サイフの中身を抜き取ったに違いない、こいつは

家の側に警察署がある。当然警察官の出入りも多いので、散歩なぞしているとよくすれ違う。警察官は意識しないようにすると、どうしても意識してしまう。さらにこれがわたしの悪い癖なのだが、怪しい素振りを自ら演じてしまう。手足を同時に動かして歩いたり、うつむきながらタイの仏像のような微笑を浮かべたりと、その態度は枚挙に暇がない。

結論をいうと、拘留願望が強いわたしは、長期にわたる尋問や拘束を夢見る中年男性である。昔、歩道の真ん中に分厚い財布が落ちていたことがある。わたしは一瞬躊躇したが、根っからのジェントルマン気質から素通りすることもできず、財布を手にすると最寄の交番に直行した。

交番で拾った経緯をガタガタ震えながら話すと、落とし場所と携帯の番号等聞かれ、型どおりの感謝の言葉を受け取った。その一連の手続きをしているあいだ中、わたしはずっと警察官に「財布の中身を抜き取ったに違いない、こいつは」と疑われているのではないかという思いが頭から離れなかった。そう考えると冷や汗が止まらず、キョドりかたが半端なくなってしまった。

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だからといって、すごく嫌な気分になったとかいうわけではない。いやむしろ非常に爽快なのだ。この気持ちはなかなか理解してもらえまいが、だれかに疑われるというのはなんとも意心地が悪くていい。わたしは家に帰ると、何度もその場面を思い出しニヤニヤしてしまう。そんな日は必ずハヤシライスだ。