スーパービジネスパーソンエグゼクティブ、クプタ

スーパービジネスパーソン、クプタ(わたし)のプライベートを明かします。スーパービジネスパーソンへと登りつめたクプタ。プライベートの思考法とその内容をご参考までにご教授します。

下書き職人を困らす上書き野郎

小学校のときは5,6人の班ごとに発表することが多かった。自由研究や児童会の選挙の決め方など。先に話し合ってまとまったことをわら半紙に記入して発表する。
 
たいていわら半紙に書くのは、字のきれいな人である。まずは鉛筆で下書きをして、はてなマークの太ペンで本書きをする。でも小学生は何かと公平意識が強いので、この下書きと上書きですら、役割分担が発生することがある。
 
まあ字がきれいな私はたいてい書き手に選ばれ、最初は謙遜したふりをしながら、それでいて「まあ、仕方ねえなあ」という様子でわら半紙に下書きを始める。
 
ところが役割分担をすると、上書きが別の人物となることがある。意見をうまく出せずここが出番だとここぞとばかりアピールするのだ。「ぼ、ぼくがやるよお」。その子が私の下書き通りになぞってくれればいいが、「下書きはあくまで目安に過ぎない!」とばかりに見事に歪んだ醜い字で書き殴っていくことがある。
 
私はその姿を見ながら、「アッー、オオオオれの字が!」と心のなかで雄たけびを上げる。自分の心が踏みにじられたようでなんだか心地よい。「オッー、ボクの字を無視してくれっー!」心の中で更なる雄たけびをあげていた。
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なかでもA君は、上書きをやらせれば、下書き職人を無価値にすることで有名だった(私のなかで)。一度彼の手にかかれば私たち下書き職人は身体を生きたままちぎり取られるような苦痛と快楽を味わうのである。だから私たちは、下書きを終えたあといやいやながらもA君を上書きに指名するのであった。